本ページはプロモーション(広告)が含まれています。

電気更新 0執筆:jptop編集部

東北の電力会社おすすめ比較【2026年11月】

東北電力エリアの2026年11月分の公式単価で、従量電灯Bと楽天でんきを150・260・400kWhで試算。10月分から燃料費調整額が変わった東北で、電力会社を比べる見方を整理します。

東北の山並みと田んぼ、送電鉄塔、住宅に雷マークが添えられたイラスト

結論:東北は東北電力の従量電灯Bが基準。10月分と11月分で調整額が大きく変わった

  • 東北電力エリア・2026年11月分の公式単価で30A・月260kWhを計算すると、東北電力の従量電灯Bは10,239.73円、楽天でんきプランSは10,202.40円でした(燃料費調整額・再エネ賦課金・政府支援を含まない。楽天でんきは市場価格調整額も含まない)。楽天でんきは単価が税込かどうか公式に明記がなく、優劣や順位は付けません。
  • 東北電力の低圧の燃料費等調整単価は、2026年10月分のマイナス10.14円/kWh(国の支援を含む)から、11月分のマイナス6.29円/kWh(支援なし)に変わりました。同じ使用量でも、11月分は10月分より電気代が上がりやすくなります。
  • 楽天でんきなどの新電力は調整の仕組みが違うため、調整前の数字だけでは優劣を決められません。自分の条件で試算してください。

東北の電力会社選びとは

東北の電力会社選びとは、東北電力ネットワークの送配電網を使う地域で、小売電気事業者(電気を売る会社)を選ぶことです。供給区域は青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟の7県です(ENEOSでんき公式の対象エリア表記。離島は除かれます)。新潟県が東北電力エリアに含まれる点に注意してください。

どの会社を選んでも、電気を届ける送配電網は同じです。会社を変えても停電が増えることはありません。

2026年11月1日から託送料金(送配電網の利用料)が見直され、東北電力は規制料金を改定しました。この記事の数字は、特に断りがなければ改定後のものです。

東北電力の従量電灯B(比較の基準)

従量電灯Bは、契約電流に応じた基本料金と3段階の電力量料金からなる、家庭向けの標準的なプランです。東北電力の公式資料では、基本料金は10Aあたりで示されています。30Aは10Aの3倍で計算します(当サイト計算)。

区分

見直し前

見直し後(2026年11月1日以降)

基本料金 10Aあたり

369.60円

410.71円

基本料金 30A(10Aの3倍)

1,108.80円

1,232.13円

最初の120kWhまで(1kWh)

29.62円

31.01円

120kWh超〜300kWh(1kWh)

36.37円

37.76円

300kWh超(1kWh)

40.32円

41.71円

基本料金は10Aあたり41.11円、電力量料金は1kWhあたり1.39円の引き上げです(税込。東北電力公式の別紙)。公式資料に30Aの金額は載っていないため、30Aの基本料金は10Aあたりの単価を3倍した当サイトの計算値です。燃料費調整額と再エネ賦課金は別に加算されます。

東北電力は、従量電灯B・30A・月260kWhのモデルで、見直し後の支払額が8,689円、増額が485円(約5.9%)になると発表しています。見直し前の8,204円は、公式の「見直し後の額」から増額分を引いた額です。この額には、消費税等相当額、2026年10月分の燃料費等調整額(国の支援を含むマイナス10.14円/kWh)、再エネ賦課金(4.18円/kWh)が含まれます。

当サイトで同じ前提を再計算すると、10,239.73円-260kWh×10.14円+260kWh×4.18円=約8,690円で、公式の8,689円との差は1円程度です。この差は端数処理の違いとみられ、基本料金を10Aの3倍とする計算は公式の増額485円(123.33円+361.40円=484.73円)とも合っています。

比較:東北電力エリア・2026年11月分

確認できた公式単価を同じ前提で並べます。使用量は3つ置きました。

項目

前提

契約

30A

エリア・適用月

東北電力エリア・2026年11月分

含むもの

基本料金+電力量料金

含まないもの

燃料費調整額、再エネ賦課金、政府支援、楽天でんきの市場価格調整額

月の使用量

東北電力 従量電灯B

楽天でんき プランS(39.24円/kWh)

150kWh

6,086.13円

5,886.00円

260kWh

10,239.73円

10,202.40円

400kWh

15,921.13円

15,696.00円

東北電力の260kWhの計算式は、1,232.13円+120kWh×31.01円+140kWh×37.76円=10,239.73円です。楽天でんきは260kWh×39.24円=10,202.40円です。

楽天でんきの公式ページは、単価が税込かどうかを明記していません。また、市場価格調整額が毎月変わり、上限の記載も確認できませんでした。そのため、この表は完全な同条件の比較ではなく、公式ページに載っている数字の並べ替えにとどまります。

ENEOSでんきには「東北Vプラン」「東北オール電化プラン」などがありますが、単価は公式ページの本文から確認できませんでした。auでんき、Looopでんきも、東北の同じ月・同じ条件の単価を確認できなかったため、表には入れていません。

燃料費調整額を含めて見る

燃料費調整額とは、燃料価格の変動を電気料金に反映する加減額です。プラスなら電気代が上がり、マイナスなら下がります。東北電力の低圧の公式発表は次のとおりです。

適用月

燃料費等調整単価

備考

2026年10月分

マイナス10.14円/kWh

国の支援を含む

2026年11月分

マイナス6.29円/kWh

支援は適用なし(前月比プラス3.85円)

2026年12月分

マイナス5.84円/kWh

前月比プラス0.45円

東北電力の従量電灯Bを使う月260kWhの家庭で、2026年11月分の調整額と再エネ賦課金を足した目安は次のとおりです(当サイト計算)。

項目

金額

基本料金+電力量料金

10,239.73円

燃料費調整額(260kWh×マイナス6.29円)

マイナス1,635.40円

再エネ賦課金(260kWh×4.18円)

1,086.80円

合計

9,691.13円

再エネ賦課金は2026年5月検針分〜2027年4月検針分で4.18円/kWhです(経済産業省)。

タイプ別の選び方

使用量が少ない人

東北電力の従量電灯Bは、使用量が少なくても基本料金がかかります。契約アンペアが大きすぎる場合は、見直しで基本料金が下がる可能性があります。方法は契約アンペアの見直し方で解説します。基本料金0円のプランは、電力量料金の単価も合わせて見てください。

使用量が多い人(冬の暖房など)

東北電力は300kWhを超える分が41.71円/kWhです。冬は使用量が増えるため、検針票の冬の使用量で試算してください。考え方は冬の電気代はいくら?平均と節約も参考になります。

オール電化の家庭

夜間の電気を多く使う家庭は、時間帯別のプランも比べてください。考え方はオール電化におすすめの電力会社にまとめています。

宮城・仙台で探している人

宮城県の視点は宮城・仙台のおすすめ電力会社で整理します。

市場連動型プランの注意点

市場連動型は、卸電力市場(JEPX)の価格に応じて電気代が変わるプランです。楽天でんきは電力量料金に市場価格調整額が加わります。LooopでんきのスマートタイムONEは30分ごとに単価が変わり、上限単価は128.00円/kWh(全エリア同一、適用上限使用量120kWh)です。

過去には2021年1月13日にJEPXの1日平均が154.6円/kWhまで上がりました。それ以前の最高は26.2円/kWhでした(資源エネルギー庁)。向く人・向かない人は市場連動型プランとは?リスクと向く人で解説します。

切り替えの手順

  1. 検針票で、契約種別(従量電灯Bなど)・契約アンペア・冬の使用量を確認します。
  2. 候補の会社の公式ページで、東北エリアの最新の料金表を確認します。
  3. 重要事項説明で、解約金・契約期間・燃料費調整の上限の有無を読みます。
  4. 申し込みます。解約の連絡が必要かどうかは、申込先の公式案内で確認してください。
  5. スマートメーターの交換が不要なら約4日、必要なら約2週間が目安です。交換時の停電は1軒あたり約15分です。

計算の進め方は電気代シミュレーションで比べる方法にまとめています。

契約前の注意点とデメリット

  • 月と範囲を必ず見る:託送料金の見直しで2026年11月に多くの会社が改定しました。月が違う数字を並べると比較になりません。
  • 調整額で結果が変わる:燃料費調整額と市場価格調整額の仕組みは違います。調整前の単価の差だけで判断しないでください。
  • 政府支援:2026年10〜11月使用分は支援がありません。冬の支援は首相会見で方針が示された段階で、単価は資源エネルギー庁の正式発表を待つ必要があります(首相官邸)。
  • 勧誘への注意:電話や訪問で検針票の番号を伝えないでください。訪問・電話勧誘の契約にはクーリング・オフ(8日間)がありますが、Web申込には法定のクーリング・オフがありません。困ったときは消費者ホットライン188です。
  • 登録の確認:小売電気事業者の登録は資源エネルギー庁の一覧で確認できます。

よくある質問

Q. 東北電力より安い電力会社はありますか。

A. 「安い」と断定できる材料はそろっていません。2026年11月分・30A・月260kWhで公式単価を確認できたのは楽天でんき(調整前10,202.40円)だけで、東北電力の従量電灯Bは10,239.73円でした。ただし楽天でんきは税込の明記がなく、調整額の仕組みも違うため、順位は付けられません。他社は公式の最新料金表で自分の条件を試算してください。

Q. 東北電力から他社に変えると停電しやすくなりますか。

A. なりません。送配電網は東北電力ネットワークのままで、会社を変えても同じです。

Q. 新潟県は東北電力エリアですか。

A. ENEOSでんき公式の対象エリア表記では、新潟県は東北エリアに含まれます。お住まいの地域が対象かは、各社の公式サイトで確認してください。

Q. 市場連動型はどんな人に向きますか。

A. 単価の変動に耐えられ、使用量や時間帯を調整できる人です。2021年1月に154.6円/kWhまで上がった例があるため、慎重に検討してください。

まとめ

東北は、東北電力の従量電灯Bが比較の物差しです。10月分と11月分で調整額が変わった点も踏まえ、公式ページで東北エリア・2026年11月分の単価を並べて確かめてください。

東北電力の従量電灯Bを公式サイトで確認する

楽天でんきの料金を公式サイトで確認する

全体のランキングは電気の比較ランキングにあります。

関連リンク

出典(確認日 2026年11月3日)