東京電力の引っ越し手続き|停止・開始の方法
東京電力EPの引っ越し手続きは31日前から当日までWebで申込み可能。立会いは原則不要、引っ越しに伴う解約は期中解約金なし。必要情報・ブレーカー手順・変更期限を公式情報でまとめました。

結論:東京電力EPの引っ越し手続きは、Webで停止と開始をまとめて申し込めます
- 電気の停止・開始は、引っ越し日の31日前から当日までWebで申し込めます。ただし当日・翌日などは一部手続きできない場合があります(東京電力エナジーパートナー、2026年11月3日確認)。
- 電気の開始・停止に立会いは原則不要です。送電作業が必要な場合などは立会いを頼まれることがあります。
- 引っ越しに伴って契約を解約する場合、プレミアムプランなどでも期中解約金はかかりません(東京電力EP公式ページの記載)。
この記事は、東京電力エリア内での転居、または東京電力EPの契約者が引っ越す方向けです。申込期間・必要な情報・ブレーカーの手順・変更取消の期限を、公式ページで確認できた範囲でまとめます。他社の電気を使う場合や、東京電力エリア外へ引っ越す場合の扱いは、各社の公式案内で確認してください。
東京電力EPの引っ越し手続きとは
東京電力EPの引っ越し手続きとは、旧居の電気の使用停止と新居の使用開始を、同社のWebサイトでまとめて申し込む手続きです。なお、電気を売る小売会社が「東京電力エナジーパートナー(東京電力EP)」、送電網を管理する会社が「東京電力パワーグリッド(PG)」です。小売会社を変えても送電網は同じなので、停電しやすくなるわけではありません。
手続きの全体像(期間・窓口・立会い)
項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
申込期間(電気) | 引っ越し日の31日前から当日まで。当日・翌日などは一部手続きできない場合あり | 東京電力EP |
申込方法 | Webは24時間利用可。電話(カスタマーセンター)は混雑でつながりにくい場合あり | 東京電力EP |
電気の立会い | 原則不要。送電作業などで必要な場合のみ依頼あり | 東京電力EP |
変更・取消 | 停止・開通予定日の1営業日前の午前12時まで | 東京電力EP |
引っ越しに伴う解約 | 期中解約金はかかりません | 東京電力EP |
最終使用分の料金 | 現在の支払方法で支払う | 東京電力EP |
上の表は2026年11月3日時点の公式ページの記載です。受付条件は変更されることがあるため、申し込む前に最新の案内を確認してください。
申込みに必要な情報
- 旧居の契約を特定する情報。 検針票(紙またはWeb)があるとスムーズです。お客さま番号などの契約情報が必要で、確認方法は公式のサポートページに案内があります。
- メールアドレス。 受付メールが届くため、「[email protected]」から受信できる設定にしておきます。
- 複数の契約がある場合は契約ごとの申込み。 電灯契約と動力契約など、複数の契約がある場合は、契約ごとに停止の申込みが必要です。
- 新居の契約容量。 契約容量は、その場所に設置されている電気設備の容量で決まります。夜間蓄熱式機器(エコキュートなど)がある場合は、専用メーターの扱いを含めて決まります。
契約アンペアの変更は、変更前後が10〜60Aの範囲なら無料です。アンペアブレーカーの交換時は10〜15分程度の停電があり、スマートメーターではブレーカー設置がないため該当しません。契約内容や設備によっては電気工事店の工事(有料)が必要な場合があります(東京電力EP)。
手続きの手順
- 旧居の停止日と新居の開始日を決める。 引っ越し日の31日前から申し込めます。
- 東京電力EPの引っ越し受付ページで、停止と開始を申し込む。 旧居・新居の住所、日付、契約情報を入力します。
- Web受付番号を控える。 申込み完了のメールで届く番号です。あとから内容を確認・変更・取消するときは、Webの「確認・変更・取消」から行えます。
- 退去日にブレーカーを「切」にする。 安全のため、引っ越し時はブレーカーを切ります。
- 新居では、使用開始日以降にブレーカーを「入」にする。 熱器具(ドライヤー、アイロンなど)のスイッチが切れていることを確認してから入れます。開始日までは「切」にしておきます(送電作業時の火災防止のため)。
- 使えない場合はカスタマーセンターへ連絡する。 ブレーカーを入れても使えない場合や、現在の使用者の解約日と使用開始日が近いと、行き違いで電気が遮断される場合があるため、その場合も同様です。
当日申込みの流れは、電気の即日開通(引っ越し当日の申込と手順)でも説明しています。
ケース別の注意点
太陽光発電などの売電契約がある場合
太陽光発電などの売電契約は、電気の停止日と同日に解約されます。引っ越し先でも売電する場合の手続きは、公式の案内で確認してください。
ガスもあわせて申し込む場合
東京電力EPの引っ越しページでは、東邦ガスネットワークや大阪ガスネットワークの供給エリアなどで、ガスの停止・開始も受け付けています。ガスの開始は立会いが必須で、立会いがないと使用を開始できません(費用はかかりません)。受付の目安は、東邦ガスネットワークのエリアで開始が申込みから4営業日目以降、大阪ガスネットワークのエリアで9営業日目以降です。同ページには「ガスセット割」の案内もあります。適用条件は公式で確認してください。
賃貸で管理会社が電気を契約している場合
賃貸では、建物の管理者が電気を契約している場合があります(関西電力の引っ越し案内にも同様の注意があります)。個別に申し込む前に、管理会社へ確認してください。
混雑する時期
引っ越しは3月に集中します。国土交通省は、3月の引越件数は通常月の約2倍になるとしています(2026年1月28日報道発表)。東京電力EPも、3月下旬から4月上旬は混雑するため、余裕のある時間帯を指定するよう案内しています。
注意点・デメリット
- 当日・翌日など直前の申込みは、一部の手続きができない場合があります。早めに申し込んでください。
- 電話は混雑してつながりにくいことがあります。Webでの申込みが前提の運用です。
- メールが届かないと受付内容を確認できません。迷惑メール設定を見直してください。
- 引っ越しを機に別の電力会社へ切り替える場合は、新しい会社の契約条件(解約金・契約期間・燃料費調整の扱い)を重要事項説明で確認してください。市場連動型のプランは、市場価格が高いと請求が大きくなります。JEPXのスポット市場1日平均価格は、2021年1月13日に154.6円/kWhとなりました(資源エネルギー庁)。
- 訪問販売・電話勧誘による契約はクーリング・オフ(8日間)の対象ですが、Web申込には法定のクーリング・オフがありません。
引っ越しを機に新居の電力会社を選び直したい場合は、関東の電力会社おすすめ比較を参考にしてください。
よくある質問
Q. 東京電力EPの引っ越し手続きは、何日前から申し込めますか。
A. 引っ越し日の31日前から当日まで申し込めます。ただし当日・翌日などは一部手続きできない場合があります(2026年11月3日確認)。
Q. 電気の開始や停止に立会いは必要ですか。
A. 原則不要です。送電作業などで必要な場合のみ依頼があります。ガスの開始は立会いが必須です。
Q. 引っ越しで解約すると解約金はかかりますか。
A. 引っ越しに伴って需給契約を解約する場合、プレミアムプランなどでも期中解約金はかかりません(東京電力EP)。契約中のプランの条件は、契約時の書面や公式ページで確認してください。
Q. 申込み後に日程を変えたくなりました。
A. 停止・開通予定日の1営業日前の午前12時までなら、変更・取消ができます。Webの「確認・変更・取消」から手続きできます。
Q. 新居でブレーカーを入れても電気がつきません。
A. 使用開始日以降であることを確認し、それでも使えない場合は、カスタマーセンターに連絡してください。
まとめ
東京電力EPの引っ越し手続きは、31日前から当日までWebで停止と開始をまとめて申し込めます。立会いは原則不要で、引っ越しに伴う解約では期中解約金もかかりません。変更・取消は前営業日の午前12時までです。引っ越し先の電気料金を比べたい場合は、電気会社ランキング(denki.jptop.net)も参考になります。


