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新居の電力会社の選び方|エリア・解約条件で比較

新居の電気は、供給エリア・解約条件・プランの型の順に選びます。主要7社の公式条件と東京電力エリアの2026年11月分単価、使用開始の申込時期を引っ越し予定の人向けにまとめました。

鍵のついた新居と電柱、分かれ道の矢印看板を描いた画像。

結論:新居の電気は「供給エリア」「解約条件」「プランの型」の順に選びます

  • 新居で契約できる会社は、まず新居の供給区域で決まります。会社ごとに対応エリアが違うため、最初にエリアを確認してください。
  • 次に、解約金・契約期間、市場連動かどうかを見ます。引っ越しが多い人は、解約条件の確認が特に重要です。
  • 料金は、同じエリア・同じ月・同じ契約アンペアの公式単価で比べます。単価表の「燃料費調整額・再エネ賦課金を含むか」も確認してください。

この記事は、引っ越し先の電力会社を選ぶ人向けです。公式ページで確認できた東京電力エリアの情報を中心に、選び方の基準と申し込みの時期を整理します。他エリアの単価はこの記事では確認できていないため、お住まいの区域の公式料金表で確認してください。

新居の電力会社の選び方とは

新居の電力会社選びとは、新居の供給区域で契約できる小売電気事業者の中から、料金プランと契約条件が暮らし方に合うものを選ぶことです。電力自由化後は、どの会社と契約しても送配電網は同じで、停電しやすくなることはありません。送配電は各地域の一般送配電事業者が担います。

選ぶときの4つの基準

  1. 供給エリア:会社ごとに対応エリアが違います。離島や、マンション一括受電の建物は対象外になる会社があります。
  2. 解約金・契約期間:引っ越しの予定がある人は、解約条件を先に見てください。
  3. プランの型:従来型(燃料費調整あり)か、市場連動型かです。
  4. 契約アンペアと使用量:基本料金は契約アンペアで決まります。

主な会社の条件比較(公式情報・2026年11月3日確認)

会社・プラン

対応エリア

解約金・契約期間

型・基本料金

東京電力EP 従量電灯B

東京電力PG区域

公式ページで確認できず

従来型。基本料金あり(アンペア制)。市場連動ではない

CDエナジーダイレクト ベーシックでんき

東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・茨城・山梨・静岡県(富士川以東)。離島・マンション一括受電を除く

解約金0円・初期費用0円

従来型。基本料金あり。燃料費調整額の上限なし

東京ガスの電気 基本プラン

東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡県(富士川以東)。離島・建物一括契約の集合住宅等を除く

契約・解約手数料なし

従来型。基本料金あり。燃料費調整の上限なし

ENEOSでんき

北海道〜九州の9エリア(県内の一部地域は対象外の場合あり。離島の扱いは公式で確認)

原則解約手数料不要。「にねん とく²割」加入時は更新月以外の解約で1,100円

従来型。基本料金あり。市場連動ではない

auでんき

沖縄含む10エリア

違約金なし。特典適用時は12か月以内の解約で2,200円(引越しによる解約は対象外)

従来型。基本料金あり。市場連動ではない

Looopでんき スマートタイムONE

沖縄含む全国10エリア(離島の扱いは定義書・公式で確認)

解約手数料0円・契約期間の縛りなし

市場連動。沖縄電力管内のみ基本料金あり、他は基本料金の設定なし(制度対応費が別途)

楽天でんき プランS

北海道〜九州の9電力エリア

解約金なし

基本料金0円。電力量料金+市場価格調整額+再エネ賦課金

上の表の条件は、各社の公式ページ・約款に基づく2026年11月3日時点の内容です。東京電力EPの契約期間・解約金は公式ページで確認できませんでした。申し込む前に重要事項説明で確認してください。

東京電力エリアの料金単価(2026年11月分)

東京電力エリア・30A・税込、燃料費調整額・再エネ賦課金・政府支援を含みません。

会社・プラン

基本料金(30A)

〜120kWh

120〜300kWh

300kWh超

東京電力EP 従量電灯B(2026年11月1日以降)

1,176.18円

29.85円

36.45円

40.54円

CDエナジーダイレクト ベーシックでんき(2026年11月の計量日以降)

1,069.14円

29.90円

35.59円

36.50円

東京ガスの電気 基本プラン(2026年11月3日時点の掲載値)

935.22円

29.70円

35.69円

39.50円

東京ガスの電気は、2026年12月1日付で電気料金メニュー定義書を改訂する告知が出ています。新単価は確認できていないため、12月以降は公式ページで再確認してください。再エネ賦課金は、2026年5月検針分〜2027年4月検針分で1kWhあたり4.18円です。

使用量別の合計試算は一人暮らしにおすすめの電力会社に載せています。

タイプ別の選び方

引っ越しが多い・数年で動く人

解約金・契約期間のない会社が向きます。CDエナジーダイレクト、Looopでんき、楽天でんき、東京ガスの電気は、公式ページで解約手数料が不要または0円とされています。ただし、ガスとのセットや特典を付けると条件が付く場合があります。

料金の安定を重視する人

市場連動型ではない従来型プランが向きます。ただし、燃料費調整額に上限がない会社が多く、燃料価格が高騰すると請求が上がります。東京電力EPの燃料費調整単価は、2026年11月分が▲5.33円/kWh(支援なし)、12月分が▲4.65円/kWhです。

使用量が少ない人・在宅時間が短い人

基本料金0円の市場連動型が選択肢になります。ただし、下の注意点を理解してから選んでください。

市場連動型プランの注意点

市場連動型は、卸電力市場(JEPX)の価格に応じて単価が変わるため、価格が高い時期や時間帯は請求が大きく動きます。JEPXスポット市場の1日平均価格は、2021年1月13日に154.6円/kWhを記録しました。それ以前の最高値は26.2円/kWhでした(資源エネルギー庁)。Looopでんきの上限単価は128.00円/kWh(適用上限使用量120kWh、2026年9月1日実施の定義書)です。

申し込みの時期と手順

使用開始の申し込み時期は、会社で異なります。東京電力EPは、引っ越し日の31日前から当日までWebで受け付けています。当日・翌日などは手続きできない場合があります。当日対応の詳細は引っ越し当日に電気を即日開通する方法をご覧ください。

  1. 新居の住所から、供給エリアと対応する会社を確認します。
  2. 契約アンペアを決めます。東京電力EPは、1年で最も電気を使う場面で同時に使う機器の量から選ぶ考え方を案内しています。
  3. 解約金・契約期間・料金を、候補の会社の公式ページで確認します。
  4. 引っ越し日の約1か月前を目安に、使用開始を申し込みます。
  5. 引っ越し日に、ブレーカーを「入」にして使用開始を確認します。

現在の会社の契約を新居でも続けたい場合は、その会社のマイページや引っ越しの手続きから申し込みます。Looopでんきの場合、既存のお客さまはマイページから手続きでき、「引越し祝い割」などの特典は自動で適用されると案内されています。

他社から切り替える場合の期間は、スマートメーターの交換が不要なら約4日、必要なら約2週間が目安です(資源エネルギー庁)。東京ガスの電気は、他社から切り替える場合は通常1〜2か月程度かかり、次の検針日から切り替わると案内しています。

契約前の注意点

  • 訪問販売・電話勧誘販売の契約には、クーリング・オフ(8日間)があります。Web申込には法定のクーリング・オフがありません。
  • 検針票の番号を電話勧誘で伝えないでください。困ったときは消費者ホットライン188へ。
  • 小売電気事業者は登録制です。資源エネルギー庁の一覧で会社名を確認できます。
  • キャンペーンは、条件・期間・対象エリアを公式サイトで確認してください。楽天でんきは対象者全員に2,000ポイントの案内がありますが、条件と終了日は公式ページで確認してください。

よくある質問

Q. 新居の電気は、どの会社と契約するのが正解ですか。

A. 正解は暮らし方で変わります。供給エリア、解約条件、プランの型、契約アンペアの順に確認してください。

Q. 電力会社を変えると停電しやすくなりますか。

A. なりません。送配電網は同じで、各地域の一般送配電事業者が管理します。

Q. 引っ越し前に申し込む期限はありますか。

A. 会社で異なります。東京電力EPは引っ越し日の31日前から当日までWebで受け付けています。早めの申し込みが案内されています。

Q. 新居でも今の会社を使えますか。

A. 新居が会社の対応エリアなら、引っ越し先でも契約を続けられる会社があります。対応エリアは各社の公式ページで確認してください。

まとめ

新居の電気は、エリア、解約条件、プランの型、契約アンペアの順に決めてください。料金は同じ条件の公式単価で比べます。ランキングは電気料金ランキング(denki.jptop.net)で確認できます。

関連リンク

出典(確認日 2026年11月3日)