関東のプロパンガス料金相場|都県別
関東局のプロパンガスは2026年8月調査で10m³使用9,272円、基本料金1,941円です。1都6県と新潟・長野・山梨・静岡の基本料金・5/10/20m³の相場を石油情報センターの数字で整理しました。

結論:関東(関東局)のプロパンガスは、2026年8月調査で10m³使用9,272円、基本料金1,941円です。東京都は8,970円、神奈川県は9,350円と、都県で差があります
- 石油情報センターの2026年8月調査(基本料金・消費税込)によると、関東局の平均は5m³で5,651円、10m³で9,272円、20m³で16,320円です。
- 1都6県で10m³の価格を比べると、千葉県8,886円から神奈川県9,350円までで、差は464円です。
- 都市ガスの供給区域か、LPガス区域かは物件ごとに違います。賃貸は大家の契約が多く、入居者が会社を変えられるとは限りません。
関東のプロパンガス料金相場とは
関東のプロパンガス料金相場とは、石油情報センターが隔月に調査・公表する家庭用LPガスの小売価格のうち、関東経済産業局の管轄分の金額です。同センターのページによると、調査はLPガス小売業者を対象に行われます。表の「関東局」には、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・長野・山梨・静岡の各県が含まれます。
この記事の金額は、調査上の価格です。個々の会社の請求額とは一致しません。
都県別の相場表(2026年8月調査)
都県 | 基本料金 | 5m³使用 | 10m³使用 | 20m³使用 |
|---|---|---|---|---|
茨城県 | 1,871円 | 5,507円 | 9,048円 | 15,902円 |
栃木県 | 1,849円 | 5,492円 | 9,053円 | 15,870円 |
群馬県 | 1,950円 | 5,512円 | 9,010円 | 15,783円 |
埼玉県 | 1,926円 | 5,556円 | 9,106円 | 16,076円 |
千葉県 | 1,911円 | 5,460円 | 8,886円 | 15,651円 |
東京都 | 1,926円 | 5,488円 | 8,970円 | 15,935円 |
神奈川県 | 2,001円 | 5,694円 | 9,350円 | 16,534円 |
新潟県 | 2,177円 | 6,291円 | 10,309円 | 18,009円 |
長野県 | 1,920円 | 5,884円 | 9,765円 | 17,132円 |
山梨県 | 1,856円 | 5,574円 | 9,243円 | 16,393円 |
静岡県 | 1,950円 | 5,831円 | 9,547円 | 16,774円 |
関東局(平均) | 1,941円 | 5,651円 | 9,272円 | 16,320円 |
全国 | 掲載なし | 6,016円 | 9,856円 | 17,186円 |
出典:石油情報センター LPガス料金調査(2026年8月調査、確認日 2026年11月3日)。金額は基本料金と消費税を含みます。東京都は、伊豆諸島を除く値が別に掲載されており、基本料金1,936円、5m³で5,462円、10m³で8,905円、20m³で15,802円です。
表の読み方
同じ表の数字から、次のことが分かります。
- 東京都の10m³は8,970円で、関東局の平均9,272円より302円低い水準です。
- 東京都と神奈川県を比べると、10m³で380円(9,350円−8,970円)の差です。
- 1都6県の基本料金は、栃木県の1,849円から神奈川県の2,001円までの範囲です(差は152円)。
- 新潟県は10m³で10,309円、関東局内でも高い水準です。関東局の平均は、新潟・長野・山梨・静岡を含む値です。
- 関東局の10m³は9,272円で、全国平均9,856円より584円低い水準です。
これらは調査上の平均の比較です。「東京のプロパンガスは安い」とは言い切れず、個別の契約は会社・設備・契約時期で変わります。
関東の相場から、1m³あたりの目安を計算する
表の差額を使うと、使用量が増えた時の1m³あたりの価格を計算できます。以下はこの記事での計算です。
地域 | 5m³→10m³(÷5) | 10m³→20m³(÷10) |
|---|---|---|
関東局 | 3,621円÷5=724.2円 | 7,048円÷10=704.8円 |
東京都 | 3,482円÷5=696.4円 | 6,965円÷10=696.5円 |
神奈川県 | 3,656円÷5=731.2円 | 7,184円÷10=718.4円 |
公式が公表した従量単価ではないため、自分の請求書の従量単価と見比べる目安として使ってください。相場全体の見方はプロパンガスの適正価格とはに書きました。
関東で料金を確認する手順
- 検針票で「基本料金」「従量単価」「使用量(m³)」を確認する。
- 住んでいる都県の行と、同じ使用量の列を見る。
- 設備に関する費用が別に請求されているか確認する。
- 差が大きい場合は、契約者(自分か大家か)を確認して相談する。
自分の使用量が分からない時はプロパンガスの平均使用量も参考にしてください。
関東の賃貸で知っておくこと
賃貸では、建物の所有者(大家)や管理会社がLPガス会社と契約していることが多くあります。この場合、入居者が自由に会社を変えられるとは限りません。「今すぐ変更を」と急ぐ必要はなく、契約書で契約者を確認し、大家・管理会社に内訳を相談するところから始めてください。
2025年4月2日施行の改正(液石法施行規則)では、LPガス料金を基本料金・従量料金・設備料金に分けて通知することが求められています(既存契約にも適用)。賃貸集合住宅で本来所有者が負担すべき消費設備の費用を料金に計上することの禁止は、新規契約のみが対象で、販売事業者と消費者の間で費用負担に合意がある場合は例外です。出典:経済産業省。仕組みはプロパンガスの三部料金制とはで説明しています。
LPガスと都市ガスの違いを確認する
関東では、都市ガスの供給区域と、LPガスの物件が混在します。物件のガス種別は、不動産会社の資料や契約書、検針票で確認できます。都市ガスの料金は事業者ごとの料金表で決まり、東京ガスの例は東京ガスの料金と値上げ情報で整理しています。ガス全般の選び方は都市ガスの切り替えおすすめ、LPガスから都市ガスへの変更はプロパンから都市ガスへの変更を参照してください。
見直す場合の注意
- 会社を変更できるのは、原則として契約者です。賃貸は大家の同意が必要な場合があります。
- 設備を貸与されている場合、解約時に精算が必要になることがあります。契約書で確認します。
- 訪問販売・電話勧誘販売で結んだ契約には、契約書面を受け取った日から8日間のクーリング・オフがあります。Web申込には法定のクーリング・オフはありません。
- 困った時は消費者ホットライン188に相談できます。
- 会社を変える手順はプロパンガス会社を変更する手順にまとめました。
よくある質問
Q. 関東のプロパンガスの相場はいくらですか。
A. 石油情報センターの2026年8月調査(基本料金・消費税込)では、関東局で基本料金1,941円、5m³で5,651円、10m³で9,272円です。
Q. 東京都と神奈川県でどのくらい違いますか。
A. 同じ調査の10m³で、東京都8,970円、神奈川県9,350円です。差は380円ですが、個別の契約では異なります。
Q. 相場より高い請求は不当ですか。
A. それだけでは判断できません。基本料金・従量単価・設備費の内訳と、契約者が誰かを確認してください。
Q. 市区町村ごとの相場は分かりますか。
A. この調査は都道府県単位の公表です。市区町村別の数字は、今回の確認では見つかりませんでした。
まとめ
関東のプロパンガス相場は、関東局で10m³使用9,272円(2026年8月調査、基本料金・消費税込)で、都県によって差があります。まず自分の検針票を、住んでいる都県の行と同じ使用量で比べてください。ガス会社の条件を見比べたい場合は、ガス比較ランキングで公式情報を確認することができます。


