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電気更新 0執筆:jptop編集部

ドコモでんきの評判|dポイントと市場連動単価

ドコモでんきを公式資料から整理。東京電力エリアはBasicが従量電灯Bと同額、Greenは基本料金+500円でdポイント還元が高め。2027年1月検針分からの電力市場連動単価の影響も解説します。

スマートフォンのキャラクターがポイントのコインと電気プラグ、家を持っているイラスト

結論:ドコモでんきは「ポイント条件」と「2027年1月検針分からの市場連動単価」を確認して選ぶプランです

  • ドコモでんきには「Basic」と「Green」があり、東京電力エリアではBasicの基本料金・電力量料金が東京電力の従量電灯Bと同額です。Greenは基本料金に500円を加えた額で、代わりにdポイント還元の率が高く設定されています(公式、確認日 2026年11月3日)。
  • 公式のお知らせでは、2027年1月検針分(2026年12月使用分)から「電力市場連動単価」が加わり、請求額が値上がりする可能性があると明記されています。
  • 解約金は、Greenの東京電力エリアのページに「いつ解約しても解約金は0円」とあります。本記事は口コミを使わず、公式の条件から整理します。

ドコモでんきとは

ドコモでんきとは、NTTドコモが取り次ぐ家庭向けの電気サービスです。公式のお知らせでは、小売電気事業者はNTTアノードエナジー株式会社(登録番号A0653)、取次事業者は株式会社NTTドコモと記載されています。2022年3月1日に提供が始まりました(NTTドコモの2021年12月23日付の発表)。

プラン

東京電力エリアの料金の考え方(公式)

特徴

ドコモでんき Basic

東京電力の従量電灯Bと同額(改定後の料金表で一致を確認)

dポイント還元の条件は公式で確認(提供開始時の発表ではGreenより低い設定)

ドコモでんき Green

基本料金は「東京電力従量電灯B/C + 500円」、電力量料金は従量電灯Bと同等

dポイント還元が高い設定

対象エリアは、料金改定の案内では北海道・東北・東京・中部・関西・中国・四国・九州の8エリアです。電力市場連動単価の導入は、全国(沖縄電力エリアと島しょ部の一部を除く)が対象です。

2026年11月の料金(東京電力エリア)

託送料金の見直しで、ドコモでんきも2026年11月使用分(2026年12月検針分)から基本料金と電力量料金が上がります。公式の新旧料金比較表(関東エリア、ドコモでんきベーシックM)は次のとおりです。

区分

現行料金

改定料金

契約電流30A(1契約)

935円25銭

1,176円18銭

最初の120kWhまで(1kWh)

29円80銭

29円85銭

120kWh超〜300kWh(1kWh)

36円40銭

36円45銭

300kWh超(1kWh)

40円49銭

40円54銭

この表は、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの2026年11月1日以降の料金表と数字が一致しています(確認日 2026年11月3日)。比較表に税込・税抜の表記はありませんが、東京電力の表は税込です。燃料費等調整額と再エネ賦課金は含みません。

BasicとGreenの違いを計算する

東京電力エリア・2026年11月使用分・30A・260kWhで、基本料金と電力量料金だけを計算します(燃料費等調整額・再エネ賦課金を除く)。

項目

計算

金額

基本料金(Basic)

30A

1,176.18円

電力量料金

120kWh × 29.85円 + 140kWh × 36.45円

3,582.00円 + 5,103.00円 = 8,685.00円

合計(Basic)

1,176.18円 + 8,685.00円

9,861.18円

Greenの追加分

基本料金に500円を加える(公式表記)

+500円

燃料費等調整額はドコモでんき独自の単価で、本記事では金額を確認できていません。東京電力の従量電灯Bとの総額の比較は、ドコモでんきの燃料費等調整単価を公式で確認してから行ってください。

dポイント還元の条件(Green、2026年11月検針分以降)

還元の対象は、100円(税抜)あたりの基本料金(または最低料金)と電力量料金です。燃料費等調整額と再エネ賦課金は対象外です。

ドコモの料金プランの利用者

支払い方法

還元率

dカード PLATINUM

dカード払い(3か月目以降は月間利用額により6〜8%、入会後2か月目までは8%)

最大8%

dカード PLATINUM

上記以外の支払い

5%

dカード GOLD・GOLD U

dカード払い

6%

dカード GOLD・GOLD U

上記以外の支払い

5%

上記以外のdカード

dカード払い

4%

上記以外のdカード

上記以外の支払い

3%

ドコモ以外の料金プランの利用者

dカード払い

2%

ドコモ以外の料金プランの利用者

上記以外の支払い

1%

ドコモ ガスとのセット契約(東京ガスエリア)では、Greenの還元率に2%が加わると記載されています。公式ページには、ドコモMAX・miniなど一部の料金プランの利用者向けに、dカード PLATINUMで12%・9%・6%とする別の記載もあります。対象条件は公式で確認してください。dカードPLATINUMの年会費は公式に29,700円(税込)と記載されています。

還元額の目安(当サイトの試算)

公式の還元対象は「基本料金+電力量料金の100円(税抜)あたり」です。上の260kWhの例で、対象額をGreenの税込10,361.18円(9,861.18円 + 500円。500円を税込と仮定)とすると、税抜は約9,419円で、100円単位に切り捨てて9,400円と置きます。

還元率

dポイント(当サイトの試算)

3%

282ポイント

4%

376ポイント

6%

564ポイント

この表は当サイトが仮定を置いて計算した目安で、公式の数字ではありません。公式ページはGreenの+500円が税込か税抜かを示しておらず、Basicの現行の還元率も確認できていないため、Greenの追加500円を還元で取り戻せるかどうか(損益分岐の還元率)の結論は出しません。ポイントは電気料金の支払いや回線料金に充当できますが、現金と同じではありません。

電力市場連動単価(2027年1月検針分から)

公式のお知らせ(2026年9月30日公開)では、Basic・Greenの両方に電力市場連動単価が導入されます。日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格の変動を電気料金に反映する仕組みです。公式の料金の仕組みのページでは、燃料費等調整額の一部として扱われ、過去3か月の平均にもとづいて2か月後の料金に反映すると説明されています。

電力市場連動単価は、平均市場単価(実績)から基準市場単価(計画)と燃料費調整単価を差し引き、市場調達比率係数(計画)を掛けて算定されます。平均市場価格が基準を上回ればプラス調整、下回ればマイナス調整です。東京エリアでは、基準市場単価が13.50円(税抜)、市場調達比率係数が15%とされています(影響額目安のPDF)。

公式の影響額の目安(東京エリア、月300kWhの場合、2027年1月検針分に適用した想定)は次のとおりです。

平均市場単価(税抜)

電力市場連動単価(税込、1kWh)

月額への影響(税込)

5円

▲0.53円

▲160円

10円

0.29円

90円

15円

1.12円

340円

20円

1.94円

590円

25円

2.77円

840円

30円

3.59円

1,080円

公式は、実際の単価は毎月異なること、影響額はJEPXの市場単価などで変わることを注記しています。この目安は燃料費調整単価を2026年10月基準(政府の支援を除く)で置いた想定です。お知らせには、計算式の上限が書かれていません。2021年1月13日にJEPXのスポット市場で1日平均価格が154.6円/kWhに達した例があります(資源エネルギー庁)。仕組みの全体像は市場連動型プランとは?リスクと向く人で説明しています。

向く人・向かない人(公式条件から読み取れる範囲)

向く可能性がある人

  • ドコモの料金プランを使い、dカードで電気料金も支払える人
  • 還元率が公式条件に合うかを、料金の追加分と比べて確認できる人
  • 毎月の請求の変動を確認できる人

向かない可能性がある人

  • ドコモ以外の回線を使っている人(還元率が1〜2%)
  • 毎月の電気代を一定に近づけたい人(2027年1月検針分から市場連動単価が加わるため)
  • 燃料価格が高騰したときの負担を抑えたい人(燃料費等調整額に上限がない旨が公式に記載)

デメリット・注意点

  • ドコモでんきの燃料費等調整額は、規制料金(従量電灯B)と違って1.5倍の上限がなく、燃料価格が高騰すると規制料金より高くなる場合があると公式に書かれています。
  • 2026年12月請求分から、期日までに支払えず通知文書が発行された場合に「期日後料金回収事務手数料」が新設されます。金額は、お知らせ本文には掲載がありませんでした。
  • 契約期間(最低利用期間)は、Greenのページに記載がありません。
  • 再エネ賦課金は別途かかり、2026年5月検針分から2027年4月検針分は1kWhあたり4.18円です(経済産業省)。
  • Web申込には法定のクーリング・オフはありません。訪問販売・電話勧誘販売は書面受領から8日間です。

申し込みの前に確認すること

  1. 検針票で契約アンペア、月の使用量、現在の燃料費調整額を確認する
  2. 公式の料金単価表と燃料費等調整単価(ドコモでんき独自)を確認する
  3. 公式の影響額表で、2027年1月検針分からの電力市場連動単価のイメージをつかむ
  4. dカードの種類と、ドコモの料金プランの有無で、還元率を確認する
  5. 供給約款と重要事項説明で、解約、料金改定、手数料の条件を読む

公式サイトで確認する

よくある質問

Q. ドコモでんきに解約金はありますか。

A. 東京電力エリアのGreenの公式ページに「いつ解約しても解約金は0円」と記載されています(確認日 2026年11月3日)。プランやエリアによる違いは、重要事項説明で確認してください。

Q. BasicとGreenはどちらがよいですか。

A. 基本料金は、Greenが500円高い設定です。Greenは還元率が高い設定ですが、Basicの現行の還元率が確認できていないため、どちらが得かは断定できません。dカードの種類、支払い方法、ドコモ回線の有無で還元率が変わります。

Q. 電力市場連動単価でいくら上がりますか。

A. 公式の目安(東京エリア・月300kWh)では、平均市場単価が20円のとき月590円、30円のとき月1,080円の増加です。5円のときは160円の減少です。

Q. ドコモの回線がなくても使えますか。

A. 公式のGreenの表では、ドコモ以外の料金プランの利用者も対象で、還元率は2%(dカード払い)または1%です。

まとめ

ドコモでんきは、東京電力エリアではBasicが従量電灯Bと同額、Greenが基本料金500円増でdポイント還元が高い設計です。2027年1月検針分からは電力市場連動単価が加わるため、請求の変動が増える可能性があります。ほかの会社と並べるには、新電力のおすすめ比較と電気のランキングも参考にしてください。

公式サイトで料金を確認する

関連リンク

出典(確認日 2026年11月3日)